他の人はどうしているの?
離婚相談を受けていると
「こんなのは私だけでしょうか?」とよく聞かれます。
自分に降りかかった離婚問題が
自分だけ特殊なのではないか、
他のひとはもっと違う状況にあるのではないか、
と思われるのだと思います。
ご質問に対する私の答えは
「離婚は100人100様。」
「でも悩んでいるのはみんな同じ。」です。
問題視するものも
悩み方も人それぞれです。
Aさんにとってはささいなことでも
Bさんにとっては耐え難いと感じたり、
周りから離婚以外に答えはない、と言われつつも
決心がつかなかったり・・・・。
受け止め方が人によって違うのは当たり前。
みんなみんな違っているはずです。
でも同じなのは
みんなみんな悩んで、苦しんでいるということ。
自分の中でいろいろ考え続けても
毎日答えが違ってしまうということもありがちです。
人生にとって、とてつもなく大きな問題にぶつかっているのですから
悩んで迷ってしまうのは仕方がないことでしょう。
いっぱいいっぱい考えて
自分の中ではっきりとした答えになったときに
どうするかの行動に移せばいいのです。
でも、他の人のことが気になる
「私、離婚します」(発行:アースメディア)
という本を読みました。
日本女性17人、フランス女性10人に
離婚についてインタビューしたものをまとめてある本です。
どういう経緯で離婚をしたのか、
あるいは離婚を思いとどまったのか、
まさしく27人27色の「離婚」が語られていて
非常に興味深く思えました。
いずれも
修羅場をくぐり抜けて
自分の中で「離婚」を昇華させた方たちばかりですので
とても冷静に
落ち着いて離婚を語っています。
現在苦しさの真っ最中の方が読んだら
「自分にはこんなふうに落ち着いて
振り返られる日なんてくるはずがない」
と思われるかもしれません。
でも登場された方たちも
渦中にいるときは
壮絶な苦しみの中にいたことが
言葉の端々から容易に想像できるのです。
この本は
他の人の離婚体験談に出会えるだけでなく、
離婚にもがき苦しんでも
やがて静かに語れる日がくることも
教えてくれるように思います。
偶然なのか、
インタビューした女性たちは
いずれも40歳代以上でした。
私にとっては年齢が近いということで
余計にいろいろと感じたのかもしれません。
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