児童扶養手当削減凍結
平成15年に
「児童扶養手当受給5年で最大半額に削減」と決まっていた法律があります。
本来なら平成20年から実施されるところでしたが
当事者団体等からの削減撤廃要求が通って
つい先日無期限凍結になりました。
つまり実施が見送られることになったのです。
児童扶養手当は
母子家庭に対する国の経済支援の柱です。
金額にすると1ヶ月最高で約42000円が支給されるのです。
この金額は、母子家庭の母の所得額によって減額します。
専業主婦だった方が母子家庭になって
「明日から自分が働いて子どもを育てなければ」と思うことは
ものすごく大きなプレッシャーです。
それまで仕事をしていなかったブランクが長い人ほど
再就職の道は険しいですし、
就職がなかなか決まらなければ
「このまま母子ともに路頭に迷うのでは・・・?」
という不安さえよぎります。
そのどん底状態を救うのが児童扶養手当です。
もちろん満額受け取ったとしても
これで生活が成り立つわけではありませんが、
児童扶養手当と養育費とパート収入を合わせれば
当面なんとかしのぐことができるわけです。
イソップの寓話にある「3本の矢」と同じ。
1つの収入だけでは生活を支えることはできなくても
3つあわせて、なんとかやりくりできるという状態ですね。
だからどれも大事で
3つ合わせて、家計再建をめざしていただきたいのです。
今回その3本の矢のうちの1本が半分に折られるところを
あやうく回避できたというわけです。
とはいえ
「無期限凍結」という表現に示されるように
法律が完全に撤廃されたわけではありません。
国全体が財政難に陥っていますから
いつまた福祉を切り捨てられるかはわからないのです。
今回のことに安堵しつつも
国の制度、法律がかわっても揺るがないように
経済力をつけることを目指していきましょう。
所属団体

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